コラム

サロンで必要なPDCAサイクルとは?利益ではなくユーザー目線でサービスを構築すべし

サロンは利益を先に考えると失敗するビジネス?

結論からから書きます。利益が先行していると失敗します。

ビジネスを儲かるからやる!的な思考から入る人は多いと思いますが、その考え方でやって成功する人の方が少ないです。

まず「○○○が儲かるらしいよ?」と聞こえてきた時点で、ほとんどはもう遅いです。

何故なら、市場が無い中で成功させた先人を見て儲かると言っている訳です

市場を作るというのは莫大なお金と長期の時間が必要となります。

その市場を作った競合に儲かるからという安易な理由で参入して、どうして勝てるのでしょうか?

特にそれが顕著なのがサロンビジネスです。市場を作れるぐらいパワフルなサロンでも、そこまで儲かるビジネスではないので、後発で参入してもそれほど旨味はありません。

そもそもサロンは基本1対1で商売をする為、大儲け出来るビジネスではなく、長く安定的にを求めるビジネスです。

 

サロンの成長にはPDCAが必要

ここではサロンに必要なPDCAをご紹介します。

そもそもPDCAは、Plan-Do-Check-Act(計画・実行・確認・改善)の頭文字を取ったもので、問題解決やプロセス改善を行うためのサイクルを指します。

どの時点でもPDCA理論は当てはまりますので、サロン経営者はこれを常に考えておきたいですね。

PDCAサイクルは、品質管理やプロジェクト管理など様々な分野で利用される手法で、以下の4つのステップから成り立っています。

Plan(計画): 問題や目標を設定し、改善の方針や方法を計画します。
Do(実行): 計画に基づいて実際にアクションを起こし、改善を実行します。
Check(確認): 実行結果を評価し、目標とのズレや問題点を確認します。
Act(改善): 問題点や改善点を分析し、修正や改善策を導き出して次のサイクルに向けて計画を調整します。

 

Plan(計画)

サロンビジネスの計画とは、

  • このサービスなら需要がありそう
  • 競合がこのエリアには少ない
  • このサービスを導入したら、こういったシナジーが生まれる

等の構想段階にあたります。

個人的には、計画は深すぎるところまで考えない方が上手くいきます。

あくまでも”ざっくり”ぐらいが丁度良いです。

特にサロンは比較的低予算で出来るので、失敗したら次!ぐらいの感じで考えましょう。

理由としては深く考えれば考える程、次の段階の実行が遠くなり、結局やらないという事になってしまうからです。

また、PDCAで大切なのはここではないので「とりあえずやってみる」ぐらいがビジネスで成功しやすいのです。

ある程度構想でいけそうな感じがあれば問題ありません。

 

Do(実行)

ある程度ざっくりした構想を立てたら、それを実行します。

実は、この実行が一番大切です。先ほども書きましたが「とりあえずやってみる」という姿勢は、言葉に出すほど出来ない人が多いです。

何故なら、他の3つの工程は「考える」という行為に対し、実行は「動く」という行動になります。

  • 面倒くさい
  • どうしたらいいか分からない

というのが邪魔をしてしまいます。

頭が良くなさそうでも成功している人は、ここのフットワークが非常に軽いです。

 

Check(確認)

実際に行動した結果を確認します。

成果が出たのか出なかったのかは、誰しもが確認したがると思います。

ここで重要なのが、どのタイミングで確認するか?という事です。

検証して数日なのか、数週間なのか、数か月なのか、数年なのか、ここの判断が難しいです。

本来はもっと時間をかければいけたのに、早期に撤退してしまって水の泡という事はビジネスの世界では良くある事です。

事例によって様々ですが、私がサロンで何かを確認する場合は以下の期間で判断しています。

市場が成熟するか 1年
サロンが軌道に乗ったか 6か月
メニューを追加して成果が出たか 3か月
広告に効果はあったか 3か月
新規集客対策 3か月
リピート対策 1か月

 

Act(改善)

計画、実行、確認をしたら、それをより良くする為に改善が必要になってきます。

ただ、この改善が陳腐なサロンオーナーは多いです。

そもそも改善というのは何と比較してか?というの分かってないです。

その時に必要となってくるワードがABテストです。

ABテストは、Aという結果とBという結果を比較し、どちらの方が効果があったのかを検証する方法です。

つまり改善とは「計画、実行、確認」を繰り返す事の総称なのです。

「PDCAを回す」という言葉を使っている方が多いですが、ニュアンス的には「PDCAを比較する」が正しい気がします。

 

サロンを利益目線で経営すると失敗する理由

ここではサロンを利益目線で経営すると失敗す理由を教えたいと思います。

 

軌道に乗るのがそもそも遅い業種

過去色々媒体で幾度も発信していますが、サロンビジネスは軌道に乗るのが遅い業態です。

短絡的な利益目線で考えたら、サロンは時間がかかってしまう為、魅力的ではないビジネスになってしまいます。

 

PDCAをやる事が多すぎる

サロンというのは、ホスピタリティで利益を上げる業種といっても良いほど、サロンの空間作りやスタッフの接客まで全てがサービスとなります。

その為、一つ一つの検証に時間がかかり、正解にたどり着くまでも長くなってしまいます。

これは軌道に乗ったからと言ってサボって良いものではありません。

サロンは参入障壁が極端に低いビジネスの為、儲かると分かったら競合が怒涛の如く増えていきます。

 

利益は後からついてくる

利益は後からついてくるという言葉をご存知でしょうか?

偉大な経営者を良くこの言葉を使っていますが、サロンにとってはどの様なメリット・デメリットがあるかお伝えしたいと思います。

 

「利益は後からついてくる」という思考のメリット

ここではメリットをご紹介します。

 

お客様から選ばれる

利益ではなくサービスの質を上げれば、自ずとお客様から選ばれるサービスとなります。

お客様に選ばれるサービスというのは、際限なく長期的な支持が生まれ、固く安定的なビジネスになります。

基本的な考え方としては”自分だったら”を元に考えると良いです。

例えば、高い回数券やコースを進められると、良いと思う人より悪いと思う人の方が圧倒的多いはずです。

では「高いコースを作らなくても売上を上げる方法はないか?」と考えた時に、もうPDCAのP(プラン)になっているのです。

個人的な体感ですが、現在あるサロンの当たり前の常識は、サロン都合のものが多く、改善の余地しかないと思っています。

 

従業員の離職率が減る

サロンで働く子の多くが、お客様に癒しであったり美しさを与えたい!という動機です。

しかし、利益目線の施策は、お客様に喜んでほしいと願っている従業員と真逆になってしまう可能性があります。

そうすると離職に繋がっていきます。

サロンの方針にストレスがあると、お客様にそれが伝わってしまいます。

 

スケールがしやすい

上手くいったビジネスは、スケール拡大して、より大きな富と名誉を得たいと経営者は思うはずです。

しかし、一店舗のサロンを作るのにイニシャルコストで500万必要であったり、軌道に乗るまでのキャシューフローを確保したりと、大企業でもない限り、数店舗作るのが関の山です。

その為、フランチャイズという仕組を使ってスケールさせる企業も多いです。

ドライヘッドスパ専門店ヘッドミントもフランチャイズ募集をして、スケールしていってます。

フランチャイズに加盟する方は、自分の身を入れなく副業的にやりたいという人が多い為、安定したビジネスを好みます。

中にはよく考えずに利益だけを追う方も多いので、フランチャイズ詐欺という言葉もあったりしますね。

その為、お客様目線で作られて成功したビジネスは負けにくい為、フランチャイズでスケールしやすいというメリットがあります。

 

「利益は後からついてくる」という思考のデメリット

ここではデメリットをご紹介します。

 

利益になるまで時間がかかる

文中にも記載していますが、利益になるまで時間がかかります。

極端な話、後の事を考えなければサロンでも、爆発的な利益を早い段階から生み出す事は可能です。

後々を考えると圧倒的にデメリットなので、私はやりませんが。

 

ドライヘッドスパのスクール生募集

スクール名 日本ドライヘッドスパスクール協会
スクール拠点
  • 名古屋大須本校
  • 岐阜校
  • 池袋校
  • 新宿校
  • 神奈川藤沢校
  • 広島校
  • 京都校
  • 和歌山校
  • 大阪難波校
  • 東大阪校
  • 兵庫校
  • 山梨校
  • 鹿児島校

詳しい拠点は「こちら

取得資格 ヘッドプラクティショナー
受講費用 3日間 150,000円
発毛コース 1日間 98,000円
スクール特典
  1. スクール前の施術体験
  2. クリスタル盾のディプロマ
  3. 卒後後の月1の合同練習会(ブラッシュアップ会)※名古屋校で開催
  4. ヘッドミントのオーナーによる開業前のコンサルタント
  5. 無料の宿泊施設のご提供 ※名古屋校のみ
  6. 生徒様のご希望合わせた個別レッスン
  7. 当協会オリジナルブランド「Lix(リクス)」ヘアケアシリーズの取り扱い
直営サロン
【愛知県名古屋市】ヘッドミント 大須本店
【愛知県名古屋市】ヘッドミントVIP 栄東新町店
【愛知県名古屋市】ヘッドミントVIP 金山店
【愛知県名古屋市】ヘッドミント 名駅店
【愛知県名古屋市】ヘッドミント 丸の内店
【岐阜県岐阜市】ヘッドミントVIP 岐阜店
【静岡県静岡市】ヘッドミント 静岡店 
【石川県白山市】ヘッドミント イオン松任店 
【東京都豊島区】ヘッドミント 池袋店
【東京都新宿区】ヘッドミントVIP 新宿店 
【神奈川県川崎市】ヘッドミントVIP 川崎本町店
【神奈川県藤沢市】ヘッドミントVIP 藤沢店
【京都府京都市】ヘッドミント 京都祇園店
【和歌山県和歌山市】ヘッドミント 和歌山駅前店
【広島県広島市】ヘッドミント 広島店
【埼玉県さいたま市】ヘッドミント 浦和店
【千葉県八千代市】ヘッドミント 勝田台店
【千葉県千葉市】ヘッドミントVIP 千葉店
【大阪府東大阪市】ヘッドミントVIP 東大阪店
【福岡県福岡市】ヘッドミント 福岡天神店
【鹿児島県鹿児島市】ヘッドミント 鹿児島アミュWE店
【愛知県名古屋市】Gentle Status(ジェントルステータス)
【愛知県名古屋市】ヘッドミントアロマ
【愛知県名古屋市】発毛サロン ゼウス発毛
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ドライヘッドスパ専門店ヘッドミントのフランチャイズ加盟店募集

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当協会はドライヘッドスパ専門店ヘッドミントを運営しております。
全国18店舗(契約数)を展開している当グループのフランチャイズ加盟店を募集しております。
ドライヘッドスパだけでなく、他業種のサロンFCと比べてもダントツの好条件を提示しております。
話だけでも聞いてみたい!という事でも大歓迎です。
皆様のお問い合わせお待ちしております。

 

堀田直義のyoutube

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1人で経営している株式会社じむやを3年で年商7000万にし、その後年収5000万円を超える。 ドライヘッドスパ専門店ヘッドミントを2カ月で単月黒字にし、3年で17店舗まで拡大させる。堀田のYouTubeチャンネルでは、200人の登録者数で約2000万円の売上を作る。Lix公式オンラインショップ(育毛ECサイト)を運営し、ドライヘッドスパと育毛の融合に挑戦中。
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