コラム
従業員が考える働きやすい環境だとサロンが潰れる!その理由は?
最初は多くのオーナーが従業員が働きやすい環境にしようとする
サロンはブラック企業が多いと言われております。
じゃあそのサロン達は最初からブラック企業だったのか?と言うとNOです。
中には自分が雇われだった頃はこんだけやったんだから当たり前!というオーナーもいますが、独立開業当初はそんな思考は少数派なはずです。
しかし、多くのサロンはそれに耐えれずにブラック化します。
従業員が考える働きやすい環境はサロンが潰れる!その理由は?
先ほど途中でブラック化すると書きましたが、一番の要因は利益が上がらない点です。
サロンは「来店人数×客単価=利益」となりますので、必ず上限の売上というのが決まってきます。
そしてモノを売る商売ではなく、サービスを売るので掛かるコストの大半が人件費です。
その為、従業員が働けば働くだけサロンに利益をもたらしてくれますし、給料が少なければ少ないだけコストが減るのです。
利益をもたらしてくれる考え方と真逆をいくのが「従業員が考える働きやすい環境」です。
結局、業務委託以外の従業員からしたら売上に関わらず給料が保証されるのだから、なるべく客数が少ないけど暇すぎないぐらいの仕事量にしたいと思うのは至極当然です。
「なぜさぼるのか、わかりますか?」と聞くと「面倒なんだと思います」と社長。
そう、面倒なんです。できれば楽がしたい。これが従業員の本質だと私は思っています。
引用:さぼる社員は何故生まれるのか
ある程度のキャパのあるサロンであったら分かると思いますが、サロンの維持費は物凄くコストがかかります。
小さいテナントサロンでも人件費以外でも毎月100万以上のコストがかかっているサロンも多くあります。
従業員の数が増えれば増えるだけ、人件費以外のコストも増えていくのです。
それは集客の広告費であったり、求人費用であったり、社内設備のレベルアップであったりです。
何店舗かあるサロンで従業員ファーストの労働環境にしようとすると、コストが合わず閉店してしまう危険性があります。
オーナーが提供すべき働きやすい環境とは?
結局のところサロンはオーナー次第で良くも悪くも柔軟に変化します。
サロンにとっての経営は集客は全てと以前コラムに書きましたが、テナントサロンでその次に大事なのが労働環境です。
先ほど書いた通り単純に従業員を働かせてまくって給料も安くすれば、従業員には職業選択の自由がありますのでやめて終わりです。
技術が数日で覚えてデビューできるレベルで求人が引っ切り無しに来るのであったら話は別ですけどね。
では本当の意味でオーナーが提供すべき働きやすい環境とはなんでしょうか?
それは「従業員を働かせてまくって給料も安いけどポジティブな思考でいさせる環境」です。
最近では当たり前で理由としては少し弱いですが、ノルマが無い、働くスタッフの仲が良い等がそれに該当します。
将来に希望をもたせるのも良い原動力となります。
待遇に不満が出てもこれならスタッフの離職率は減ります。
しかし、給料が安いのはそれだけの実力しかないスタッフに限定し、指名やリピートが多いスタッフの給料は歩合としてあげましょう。
有能な人材は満足度が増し、能力が低い人材は不満が貯まり辞めていきます。
サロンとして一番めんどくさいのは腐ったミカン的な従業員が居る事です。
不平不満をスピーカーとして周りのスタッフに言って腐敗を伝染させていきますので、人が余程足りないという以外は即刻クビにしましょう。
いくらオーナー次第といっても、従業員でどうしよも出来ないスタッフは存在しますので、守るべき従業員とそうでない従業員の線引きはしっかりと引いておくべきです。
ドライヘッドスパのスクール生募集・受講情報
スクール名 | 日本ドライヘッドスパスクール協会 |
直営サロン | |
取得資格 | ヘッドプラクティショナー |
受講費用 |
1日間 60,000円 3日間 120,000円 5日間 150,000円 5日間(平日限定) 120,000円 |
スクール場所 |
【名古屋校】愛知県名古屋市中区大須3-24-21 916 |
【東大阪校】大阪府東大阪市長田東2-2-1 木村第一ビル4F |
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【山梨校】山梨県甲斐市中下条1866-24 |
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無料サービス |
1・スクール前の施術体験※名古屋校のみ 2・クリスタル盾のディプロマ(5日間の受講コースのみ) 3・卒後後の月1の合同練習会(ブラッシュアップ会)※名古屋校で開催 4・実店舗での本番施術(希望者のみ) 5・ヘッドミントのオーナーによる開業前のコンサルタント 6・無料の宿泊施設のご提供※名古屋校のみ 7・生徒様のご希望合わせた個別レッスン |
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