コラム
ドライヘッドスパ専門店の経営戦略は何がある?種類と市場を分析!
ドライヘッドスパ専門店の経営戦略はサロン運営に必須!
当たり前ですが、10店のサロンがあれば10通りの経営戦略があります。
経営戦略(けいえいせんりゃく)は、組織の中長期的な方針や計画を指す用語である。
引用:経営戦略 – Wikipedia
この経営戦略をミスるとサロンは潰れてしまいます。
なので他のサロンがどういった経営戦略で運営しているのか知るという事は、今後のサロン運営にとって重要なポイントとなります。
セロリーの則ってブルーオーシャン(競合が少ない)を開拓するのか、それとも(レッドオーシャン)でバチバチに戦うのかという事も選択があります。
既存のドライヘッドスパ専門店の経営戦略は?
ブランド戦略 | ロスリーダー戦略 コストリーダーシップ戦略 |
差別化戦略 | |
重視する考え方 | 知名度 | 低価格 | 高付加価値 |
価格 | 高い | 低い | 普通 |
集客人数 | 低い | 高い | 普通 |
サロン規模 | 3席以下 | 4席以上 | 3席以下 |
市場のドライヘッドスパサロンの割合 | 70% | 5% | 15% |
ここからはドライヘッドスパ専門店でよくある戦略をご紹介したいと思います。
ブランド戦略
ブランド戦略型は、兎に角サロンにブランド価値を与えて、お客様から凄いサロンなんだ!と憧れを持たせて集客をする方法です。
この型は、施術単価も高めにして、質の良いお客様をターゲットにしています。
ドライヘッドスパの元祖「悟空のきもち」さんが行っている経営戦略ですが、ブランド価値がTOPクラスまで上がれば単価が高くともバンバンお客様が入ってきます。
また、ブランド価値があれば、何でも成功します。
身近なところで言えばエルメスやルイヴィトン等がそうですね。
ブランド価値があるので、よく分からない商品を出してもルイヴィトンという名前があれば高価格で売れてしまいます。
現に悟空のきもちブランドは、スクールやコラボ商品等の展開をしそれぞれで成功しています。
サロンオーナーにとっては一番の憧れで、目指す人が多い形態です。
ロスリーダー戦略 もしくは コストリーダーシップ戦略
ロスリーダー戦略もしくは コストリーダーシップ戦略は、ブランド構築型とは異なり低価格にして、お客様の数を重視する方法です。
お客様の数が多いという事はそれだけで正義です。
どの業界の基本的には低価格で提供できる企業がNO1シェアを持つことが多いです。
ただ、両者の違いとして下記の様な違いがあります。
ロスリーダー戦略:目玉商品であるドライヘッドスパを安く提供し、その他で利益を出す
コストリーダーシップ戦略:滞在時間を減らす仕組み等により高回転率で利益を出す
一般企業ではどちらもポピュラーな戦略ですが、サロン商売ではどちらもある程度のキャパがないとこの戦略が出来ないのと、高単価でお客様が呼ぶ事が正義!と思っている方が多い業界なので、あまり好まれません。
コラム:安売りをするのはダメなのか?【自称コンサルタントがサロンを潰す】
また、好まれない理由の一つとして、ドライヘッドスパの施術以外のキャッシュポイントの構築が難しいという点があります。
サロン+別のサービスの基盤を構築する必要があり、軌道に乗れば経営が安定しやすいですが、それまでは儲からないのに忙しいという事も敬遠される理由です。
差別化戦略
差別化戦略は、ただ単にドライヘッドスパ専門店と打ち出すのではなく、他のサロンとは違うコンセプトで運営していく方法です。
例えば、ドライヘッドスパとエステ等の2柱のコンセプトであったり、妊婦専門のドライヘッドスパ専門店であったりと、業界の普通からあえてはみ出す事で、レッドオーシャンをブルーオーシャンにさせる事が出来ます。
そもそも「ドライヘッドスパ専門店」というもの自体が差別化戦略です。
全身のマッサージサロンよりも頭専門店となれば、頭が凝っている方をターゲットにしてアプローチする事が可能となるからです。
個人サロンでは、差別化戦略しようと試みる動きがありますが、差別化戦略をしたドライヘッドスパ専門店から、さらに差別化戦略をするとなるとターゲットがかなり絞られてしまうという危険性がある為、一工夫二工夫しないといけません。
ドライヘッドスパ専門店ヘッドミントの戦略は?
当協会が運営するドライヘッドスパ専門店ヘッドミントは、ブランド戦略以外のロスリーダー・コストリーダーシップ・差別化全て含んでおります。
ただ、その中でもコストリーダーシップの色が近いですね。
施術以外の箇所については、極力コストと滞在時間を減らしています。
アフタードリンクはウォーターサーバーにし、ドレッサーは立ち鏡でさっと終わらせれる等で工夫しています。
何故この戦略を選んだのかと言えば、ドライヘッドスパという言葉は一般層にまだ認知がされておらず、将来的に爆発的に広まると思っているからです。
要するにターゲットをずらしている訳です。
ドライヘッドスパが認知された時に、高価格帯のサロンしかない中で低価格で提供したらそれだけでお客様が絶えないサロンが確定します。
ドライヘッドスパのスクール生募集・受講情報
スクール名 | 日本ドライヘッドスパスクール協会 |
直営サロン | |
取得資格 | ヘッドプラクティショナー |
受講費用 |
1日間 60,000円 3日間 120,000円 5日間 150,000円 5日間(平日限定) 120,000円 |
スクール場所 |
【名古屋校】愛知県名古屋市中区大須3-24-21 916 |
【東大阪校】大阪府東大阪市長田東2-2-1 木村第一ビル4F |
|
【山梨校】山梨県甲斐市中下条1866-24 |
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無料サービス |
1・スクール前の施術体験※名古屋校のみ 2・クリスタル盾のディプロマ(5日間の受講コースのみ) 3・卒後後の月1の合同練習会(ブラッシュアップ会)※名古屋校で開催 4・実店舗での本番施術(希望者のみ) 5・ヘッドミントのオーナーによる開業前のコンサルタント 6・無料の宿泊施設のご提供※名古屋校のみ 7・生徒様のご希望合わせた個別レッスン |
ディプロマ画像 教科書画像 |
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