コラム

ドライヘッドスパが飽和状態になる条件は?価格競争を回避する方法もご紹介

ドライヘッドスパの価格競争が起きる理由

サロンに限らず「価格競争」というのは必ず発生してしまいます。

皆さんは価格競争が起きる理由をご存じでしょうか?

価格競争は競合が現れると起こります。別にあなたのサロンが悪い訳ではありません。

儲かってそうに見えると、同じ商圏で同じ様なコンセプトのサロンが必ず出来ます。

そうなった時に、一番手っ取り早い差別化が値下げなのです。

そうすると安いサロンにお客様が流れてしまい、必然的に自分のサロンも値下げを余儀なくされます。

いやいや自分のサロンは値下げしなくても来てるし!というオーナーさんもいると思いますが、その場合競合のクオリティが低いのです。

同等レベルのサロンだった、まず間違いなく安い方に流れます。

 

駅の一日の乗車人員が1店あたり3万人を割ると飽和状態になる

ドライヘッドスパ専門店が多いエリアと言えば、関西圏、関東圏です。

ではこれらのエリアで価格競争が起きているのか?と言えば起きておりません。

これには理由がありまして、需要が大きいエリアに競合が1店舗あったとしてもお客様の数は減りません。

特に東京なんかは駅の一日の乗車人員が20万人以上という駅もザラにある地域です。

そんなところでは飽和状態は起きません。

私が市場分析をした見解だと「駅の乗車人員÷ドライヘッドスパ専門店数=3万人」を下回ると飽和状態だと感じます。

ちなみに「Wikipedia + 駅名」で調べて「利用状況」という欄に乗車人員が書いてあります。

出店したい駅のエリアを探して調べると出店の判断基準となるでしょう。

 

名古屋は飽和状態になっている

上記の地図をご覧いただきたいのですが、「名古屋 ドライヘッドスパ」「東京 ドライヘッドスパ」で検索したサロンの点在数の画像です。

人口も経済もダントツで1位の東京ですら、このぐらいの密集度ですが、名古屋の場合は200メートルも歩けばドライヘッドスパサロンがあります。

日本TOPクラスに競合他社が多いエリアな訳ですが、名古屋では既に飽和状態になっています

名古屋エリアは当協会直営サロンであるドライヘッドスパ専門店ヘッドミントが出店する前は、大体60分あたりの相場が5000円でした。

元々、単価がそこまで高く取れるエリアではなかったので、これでもだいぶ相場よりも安かったのですが、ヘッドミントを出店し1年経った時には60分4300円ぐらいが相場となっています。

当初からこの様な事態になるのは目に見えていましたので、ヘッドミントに変化はありませんでしたが、競合店は薄利多売戦略に舵を取らなければならず苦戦しています。

 

実例から見る飽和状態が起きた場合の価格変動

これは当協会の本部がある名古屋市の現状です。

名古屋で最もドライヘッドスパ専門店が多いエリアは栄駅(一日の乗車人員109,901人)です。

ここには徒歩圏内で3席以上のドライヘッドスパ専門店が4店舗があります。

一番初期に出店したドライヘッドスパ専門店のケースですと60分6000円という価格でした。

しかし、現在の4店舗になってからは60分3900円と2000円も価格が下がっております

「駅の乗車人員÷ドライヘッドスパ専門店数=3万人」が完全な相関関係にあるとは断言出来ませんが、少なくとも名古屋ではこの様な実例があります。

名古屋エリアは乗車人員と店舗数の割合的に全国でもかなり密集しているエリアとなります。

という事は将来的にこのぐらいの密集が他エリアでも起こる可能性がある事を意味します。

他のエリアでも相場を崩すサロンというのは絶対に登場しますので、戦々恐々としているだけでなく何か対策を今のうちに考えておかないと、一気に閉店まで行ってしまう可能性があります。

 

ドライヘッドスパ専門店は近い将来に価格競争に巻き込まれる?

ドライヘッドスパ専門店というのは、お手軽なのに高単価というビジネスで非常に人気です。

しかも、まだまだ一般層には浸透していない状態でのこの現状なので、もっと爆発的な人気になる事は間違いないです。

しかし、だからこそ将来的にドライヘッドスパ専門店は価格競争に巻き込まれ廃業するサロンが溢れると考えています。

ビジネスの基本は「シェアを取る事」です。要するに来客が多く知名度がある状態です。

シェアが高い企業程、倒産しにくいというデータがありますので、本当の経営者が店舗商売を始める場合は、兎に角知名度を伸ばそうと広告に投資をし、経営戦略もしっかりしたものを持って参入してきます。

資本力のある経営者がまだ本格的に参入してきていないですが、ドライヘッドスパ市場が美味しいと感じ取れたら物凄く強いライバルが登場します。

ただ単に広告に投資をするだけじゃなく、価格も激安になるでしょう。

そうなるとあなたのサロンは価格競争に巻き込まれ、サロンの集客も上手く行かなくなるでしょう。

 

価格競争に巻き込まれない様にする方法は?

価格競争に巻き込まれない様にする方法は「サービスに付加価値を付ける」「従業員の質を高める」「立地を間違えない」という事を意識する必要があります。

ただ、それとは別の方法としてはドライヘッドスパをリラクゼーションじゃなく如何にエステティックに近づけさせるか?というのも有効な戦略です。

両者の違いとしては目に見える効果があるかないかの違いです。

ドライヘッドスパは効果の実感は確かにあるものの、目に見える効果をあまり謳ってはいません。

これを目に見えるエステティックに近づける もしくは融合させる事により、コンセプトを大きく変えずにドライヘッドスパ専門店を続けれられます。

例えば「パラフューズ(PARAFUSE.)」というサロンはご存じでしょうか?

このサロンは「脳洗浄」というサービスを打ち出して非常に話題になっているサロンですが、中身は小顔+ドライヘッドスパというものです。

この様に素直にドライヘッドスパだけでなく、多角的な方面でドライヘッドスパ専門店という看板を汚さない様な戦略が良いです。

色々やりすぎて何がしたいサロンか分からないというのが一番集客に難しいので、コンセプトは絞りましょう。

やりたい方向性が変わったらなら、いっそのことドライヘッドスパ専門店という看板も変えても良いと思います。

ある程度の人口のある市町村にドライヘッドスパ専門店をオープンしようとしたら、名古屋エリアの様な事態は遅かれ早かれ訪れます。

また、ヘッドミントという前例がある以上、第二のヘッドミントが出てきます。

いっその事自分のサロンがその地域に爆弾を落とすという意味で価格を下げて知名度を勝ち取るという事も出来ます。

ただ、この場合は施術以外でマネタイズをしっかりやらないと苦しい経営になってしまうので一長一短です。

また個人サロンでは薄利多売は出来ませんので、あくまでテナントサロンのみ使える技です。

それでは、個人サロンが価格競争に巻き込まれないようにするにはどうしたらいいのか?を書いていきます。

 

サービスに付加価値を付ける

例えば、「ウォーターサーバーではなくアフターティーにする」「自サロンにしかないオプションを開発する」等ですね。

ただ小手先だけの付加価値じゃ意味がありませんので、コンセプトから変えなければいけないでしょう。

簡単に書いてますが、実はかなり難しいです。

 

従業員の質を高める

ただ単に美人や愛嬌のある子を雇うというのも良いですが、そんな人材が都合よく集まってくれるとは限りません。

ホスピタリティがどれだけ重要かを理解させ、教え事のできる教育力のあるサロンにするのも明確な武器です。

 

立地を間違えない

私も何店舗かドライヘッドスパ専門店の立ち上げを見てきたノウハウがありますので、ドライヘッドスパ専門店に適した立地というのがあります。

どの店舗商売もそうですが、立地によってそのサロンの運命が決まると言っても過言ではありません。

立地が良ければ多少の価格競争に巻き込まれても集客に苦戦する事はないでしょう。

いずれにせよ、60分6000円を取れる程、施術の手間や技術習得は難しくないので相場は下がっていきます

 

ドライヘッドスパと融合が出来るもの

ここではドライヘッドスパと融合が可能なものをピックアップしました。
可能かどうかは別として、ドライヘッドスパという看板を汚さないものになっています。

 

小顔

先ほどの「パラフューズ(PARAFUSE.)」が脳洗浄というジャンルを作った訳ですが、ドライヘッドスパと小顔は非常に相互性が良いです。

ヘッドミントでも当初から小顔メニューを取り入れようと思っておりました。

 

発毛・育毛

やはりドライヘッドスパと一番シナジーがあるのが発毛・育毛という分野です。

今まで発毛や育毛のコースを取り入れたドライヘッドスパ専門店は多いと思いますが、上手くいっているケースを聞かないです。

何故ならシナジーはあるものの、お互いの客層から敬遠されてしまうのです。

ドライヘッドスパに来ている人からしたら発毛に来ていると思われたくない
発毛に来ている人ならドライヘッドスパ目的で来ている人に会いたくない
等の理由があります。

ヘッドミントではこの発毛の分野と上手く融合が出来ないかと「ゼウス発毛」というヘッドミントの中に発毛サロンを作って、同一で運営していくのではなく、分離させて営業をしております。

やり方は様々ですが、今後価格競争に巻き込まれない様にする目的や差別化をする目的で、ドライヘッドスパと発毛を絡めていく動きは加速するでしょう。

 

睡眠スペース

睡眠スペースって?と思われると思いますが、単純に場所の提供をするという事です。

ドライヘッドスパの施術後は眠くなりますよね?どうせだったらそのまま寝たいというのはあると思います。

なので、睡眠誘導のドライヘッドスパ+睡眠スペースを融合させて提供するというサロンも出てくる可能性があります。

  • カプセルホテルよりのドライヘッドスパ専門店なのか
  • ドライヘッドスパ専門店よりのカプセルホテルなのか

どっちにしろ上手く組み合わせられたら、かなり強い差別化となります。

 

ドライヘッドスパのスクール生募集

スクール名 日本ドライヘッドスパスクール協会
スクール拠点
  • 名古屋大須本校
  • 岐阜校
  • 池袋校
  • 目黒校
  • 浦和校
  • 南越谷校
  • 千葉校
  • 稲毛校
  • 神奈川藤沢校
  • 広島校
  • 京都校
  • 和歌山校
  • 大阪難波校
  • 東大阪校
  • 神戸校
  • 山梨校
  • 鹿児島校

詳しい拠点は「こちら

取得資格 ヘッドプラクティショナー
受講費用 3日間 150,000円
発毛コース 1日間 98,000円
スクール特典
  1. スクール前の施術体験
  2. クリスタル盾のディプロマ
  3. 卒後後の月1の合同練習会(ブラッシュアップ会)※名古屋校で開催
  4. ヘッドミントのオーナーによる開業前のコンサルタント
  5. 無料の宿泊施設のご提供 ※名古屋校のみ
  6. 生徒様のご希望合わせた個別レッスン
直営サロン
【愛知県名古屋市】ヘッドミント 大須本店
【愛知県名古屋市】ヘッドミントVIP 栄東新町店
【愛知県名古屋市】ヘッドミントVIP 金山店
【愛知県名古屋市】ヘッドミント 名駅店
【愛知県名古屋市】ヘッドミント 東山店
【岐阜県岐阜市】ヘッドミントVIP 岐阜店
【静岡県静岡市】ヘッドミント 静岡店 
【北海道札幌市】ヘッドミント 札幌大通店 
【新潟県新潟市】ヘッドミント 新潟店
【石川県白山市】ヘッドミント イオン松任店 
【東京都品川区】ヘッドミントVIP 目黒店
【東京都豊島区】ヘッドミント 池袋店
【神奈川県川崎市】ヘッドミントVIP 川崎本町店
【神奈川県藤沢市】ヘッドミントVIP 藤沢店
【京都府京都市】ヘッドミント 京都祇園店
【和歌山県和歌山市】ヘッドミント 和歌山駅前店
【広島県広島市】ヘッドミント 広島店
【埼玉県さいたま市】ヘッドミント 大宮西口店
【埼玉県さいたま市】ヘッドミント 浦和店
【埼玉県越谷市】ヘッドミント 南越谷店
【埼玉県草加市】ヘッドミント 草加店
【埼玉県蕨市】ヘッドミントVIP 蕨店 
【千葉県八千代市】ヘッドミント 勝田台店
【千葉県千葉市】ヘッドミントVIP 稲毛店
【千葉県千葉市】ヘッドミントVIP 千葉店
【茨城県水戸市】ヘッドミント 水戸店
【大阪府大阪市】ヘッドミントVIP 京橋店
【大阪府東大阪市】ヘッドミントVIP 東大阪店
【福岡県北九州市】ヘッドミント 小倉店
【鹿児島県鹿児島市】ヘッドミント 鹿児島アミュWE店
【愛知県名古屋市】Gentle Status(ジェントルステータス)
【愛知県名古屋市】ヘッドミントアロマ
【愛知県名古屋市】発毛サロン ゼウス発毛
運用サイト
ディプロマ画像

 

ドライヘッドスパ専門店ヘッドミントのフランチャイズ加盟店募集

当協会はドライヘッドスパ専門店ヘッドミントを運営しております。

全国30店舗(契約数)を展開している当グループのフランチャイズ加盟店を募集しております。

ドライヘッドスパだけでなく、他業種のサロンFCと比べてもダントツの好条件を提示しております。

話だけでも聞いてみたい!という事でも大歓迎です。皆様のお問い合わせお待ちしております。

 

無料のサロン用予約システム「タダリザーブ」

個人サロンは勿論、全国展開にも使える無料の予約システム「タダリザーブ

98%の機能が無償で使え、有償機能としてポイントシステム等がありますが、他社で月額2万円程払わないと使えない機能がタダリザーブでは"タダ"です。

ホットペッパービューティー/楽天ビューティ/minimo等のポータルサイトとの予約バッティング防止機能も無料で使用できます。

 

堀田直義のyoutube

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1人で経営している株式会社じむやを3年で年商7000万にし、その後年収5000万円を超える。 ドライヘッドスパ専門店ヘッドミントを2カ月で単月黒字にし、3年で17店舗まで拡大させる。堀田のYouTubeチャンネルでは、200人の登録者数で約2000万円の売上を作る。Lix公式オンラインショップ(育毛ECサイト)を運営し、ドライヘッドスパと育毛の融合に挑戦中。
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