コラム

ドライヘッドスパのセラピストの生産性は?一人当たり月に売上50万円あればOK?

生産性とは?

まずは生産性という意味を理解しましょう。

生産性とは「生産要素の有効利用の度合い」と定義されています。
物を作るという行為には、材料や設備、携わるスタッフなどの投資・投入が必要です。それによって生み出された産出物が、投入したコストに比べてどのくらい増えているかを示す割合が生産性です。
引用:生産性とは何を意味するのか

つまり、簡単に書くと1人あたりのセラピストの月の売上はいくらか?という話です。

 

何故、美容室経営者は生産性を気にするのか?

ヘッドミントのフランチャイズにお問い合わせされる方は、既に自分のビジネスを持っている方がほとんどです。

個人でやられていたり、飲食店を十数店舗やられていたりと幅が広いです。

その中で、美容室を経営されている人程「セラピスト1人あたりの生産性はどのぐらいですか?」と聞いてこられます。

通常の企業ではあれば、1人あたりのセラピストの生産性(売上)が分かれば、その中で経費や投資額をやり繰りして何となくの売上が見えてくるからです。

要するに生産性が分かれば、そのビジネスの全体像が見えるのです。

しかし、リラクゼーションサロンの生産性はあまり意味がありません。

ちなみに、美容室の生産性は40万円~50万円がボリューム層と言われております。

 

リラクゼーションサロンは生産性ではなく、トータルの投資で考えないといけない

美容室経営とリラクゼーションサロン経営の大きな違いは「必要なものか」「不要なものか」です。

髪の毛は、ほぼ誰しもが切るもので最早生活の中で必要なものという位置付けが定着しております。

対してドライヘッドスパを含めたリラクゼーションサロンは、いかなくても良いものです。

所謂「娯楽産業」なのです。そんな両者では見るべきポイントが違います。

美容室の場合、お客様の髪を切りたいと言っても切れるまでには専門学校を卒業して、アシスタントとして美容院に入り、トータル5年6年かかります。

集客がある程度安定しリピーターで回る様になってきたら、多少の繫忙期閑散期があるにしてもある程度の売上の目安が出来ます。

そうなると美容院は美容師の教育や定着が目下の課題となり、一人当たりの生産性で利益の計算が出来ます。

「月の売上が120万円だから、1人60万円の生産性で考えた時に、スタイリストで80万円、アシスタントで40万円だったらOK」という考え方になるのです。

しかし、ドライヘッドスパ専門店はもっと単純で、経営というよりは投資に近い形です。

ドライヘッドスパニストがデビューするまで、ヘッドミントでは3日、早い子だと10時間でデビューします。

美容院と違い、人材リスクが無いので誰かが辞めたところで何も変わりません。

その代わりにいかなければならない理由がないビジネスなので、新規集客は常にし続ける必要があり、1人当たりの生産性は集客を怠ると大きく変動してしまい、生産性で考える事が逆に難しいです。

正社員もアルバイトも業務委託も全員が同じ技術を持って施術するだけなので、1人1人の生産性で見るよりも、売上からトータルの経費を引いた単純な手残りで考えた方が属人性の比較的低いドライヘッドスパビジネスは上手くいきます。

 

ドライヘッドスパニストの一人当たりの月の売り上げはいくら?

そうはいってもある程度はどのぐらい売り上げるのか知りたいという方もいらっしゃるでしょう。

そこで正社員に限定してお伝えします。
ヘッドミント大須本店の場合は、施術だけに限定すると45万円~55万円となっています。

ただ、かなりホワイトな働かせ方をしていますので、やろうと思えば施術だけでも10万円ぐらいは上振れるはずです。

現実的にこのぐらいがドライヘッドスパ専門店の生産性の限界でしょうね。

もちろん、これにスクールであったり物販であったりするともっと上がりますが、施術しかやらないとこうなります。

 

サロンの生産性は50万以上、70万以下にしとく方が良い理由

ここではサロンの生産性の目安を教えたいと思います。

すべてのサロンビジネスが参考に考えて頂けると良いです。

かなりざっくりでサロンの規模によって違いますが、各生産性だと下記の様な状態が普通です。

  • 月の一人当たりの生産性30万円・・・赤字で閉店リスク
  • 月の一人当たりの生産性40万円・・・やり方次第で黒字(利益0円~20万円ぐらい)
  • 月の一人当たりの生産性50万円・・・少し黒字(利益10万円~30万円ぐらい)
  • 月の一人当たりの生産性60万円・・・黒字(利益20万円~60万円ぐらい)
  • 月の一人当たりの生産性70万円・・・かなり黒字(利益30万円~100万円ぐらい)
  • 月の一人当たりの生産性80万円・・・従業員が不満を持ち辞めるリスク(利益40万円~120万円ぐらい)

 

生産性40万円以下

売上が30万円とかは赤字なので論外です。
40万円だとやり方やサロン規模にもよりますが、黒字にする事が出来ます。
マンションサロンとかは、1人当たり40万円あれば十分だと思います。

 

生産性50万円以上、70万円以下

実はこのぐらいの生産性が一番サロン運営にとって丁度いいのです。

従業員からの不満も出にくいし、超激務という訳でもない仕事内容なので離職率が低下します。

 

生産性80万円以上

80万円を超えてくると従業員の中で「独立」という文字が過ってしまいます。

自分の売上が高いと一度でも考えてしまうと、自分でやった方が儲かるじゃん!となるのです。

しかも厄介な事に従業員から見えていない経費等は頭に入っていませんので、実際にはサロンの利益はほんの少ししかなくても従業員から見たらぼろ儲けしている様に見えてしまうのですね。

その為、属人的要因によって発生する生産性は60万円ぐらいに収めて、従業員で左右されない売上を別で作るべきです。

例えば、そのサロンの独自の製品であったりすると生産性を落とす事も出来ますし、看板や代表の顔で集客をする様な講師ビジネスといった部門があると、従業員に寄与しない売上となるので、独立リスクが低下します。

 

ドライヘッドスパのスクール生募集

スクール名 日本ドライヘッドスパスクール協会
スクール拠点
  • 名古屋大須本校
  • 岐阜校
  • 池袋校
  • 新宿校
  • 神奈川藤沢校
  • 広島校
  • 京都校
  • 和歌山校
  • 大阪難波校
  • 東大阪校
  • 兵庫校
  • 山梨校

詳しい拠点は「こちら

取得資格 ヘッドプラクティショナー
受講費用 3日間 150,000円
発毛コース 1日間 98,000円
スクール特典
  1. スクール前の施術体験
  2. クリスタル盾のディプロマ
  3. 卒後後の月1の合同練習会(ブラッシュアップ会)※名古屋校で開催
  4. ヘッドミントのオーナーによる開業前のコンサルタント
  5. 無料の宿泊施設のご提供 ※名古屋校のみ
  6. 生徒様のご希望合わせた個別レッスン
  7. 当協会オリジナルブランド「Lix(リクス)」ヘアケアシリーズの取り扱い
直営サロン
【愛知県名古屋市】ヘッドミント 大須本店
【愛知県名古屋市】ヘッドミントVIP 金山店
【愛知県名古屋市】ヘッドミント 名駅店
【愛知県名古屋市】ヘッドミント 丸の内店
【岐阜県岐阜市】ヘッドミントVIP 岐阜店
【静岡県静岡市】ヘッドミント 静岡店 
【石川県白山市】ヘッドミント イオン松任店 
【東京都豊島区】ヘッドミント 池袋店
【東京都新宿区】ヘッドミントVIP 新宿店 
【神奈川県藤沢市】ヘッドミントVIP 藤沢店
【京都府京都市】ヘッドミント 京都祇園店
【和歌山県和歌山市】ヘッドミント 和歌山駅前店
【広島県広島市】ヘッドミント 広島店
【埼玉県さいたま市】ヘッドミント 浦和店
【千葉県八千代市】ヘッドミント 勝田台店
【千葉県千葉市】ヘッドミントVIP 千葉店
【大阪府東大阪市】ヘッドミントVIP 東大阪店
【鹿児島県鹿児島市】ヘッドミント 鹿児島アミュWE店
【愛知県名古屋市】Gentle Status(ジェントルステータス)
【愛知県名古屋市】ヘッドミントアロマ
【愛知県名古屋市】発毛サロン ゼウス発毛
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ドライヘッドスパ専門店ヘッドミントのフランチャイズ加盟店募集

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当協会はドライヘッドスパ専門店ヘッドミントを運営しております。
全国18店舗(契約数)を展開している当グループのフランチャイズ加盟店を募集しております。
ドライヘッドスパだけでなく、他業種のサロンFCと比べてもダントツの好条件を提示しております。
話だけでも聞いてみたい!という事でも大歓迎です。
皆様のお問い合わせお待ちしております。

 

堀田直義のyoutube

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1人で経営している株式会社じむやを3年で年商7000万にし、その後年収5000万円を超える。 ドライヘッドスパ専門店ヘッドミントを2カ月で単月黒字にし、3年で17店舗まで拡大させる。堀田のYouTubeチャンネルでは、200人の登録者数で約2000万円の売上を作る。Lix公式オンラインショップ(育毛ECサイト)を運営し、ドライヘッドスパと育毛の融合に挑戦中。
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