ドライヘッドスパ専門店を出店するエリア選定の決め方は?
今回はフランチャイズや卒業生のドライヘッドスパ専門店の立ち上げを10店舗以上手伝っている私堀田が成功するエリア選定についてご紹介したいと思います。
人口30万人都市以上
ドライヘッドスパは美容関係やリラクゼーション関係の方であったらメジャーになっているぐらいに浸透はしていますが、一般の会社勤めをしている人は、大都市部でも知らない人が多いのが現状です。
その為、出店する場合は人口が30万人以上いる市町村を選ぶのが間違いないです。
「統計で見る日本」というサイトがピンポイントで30万人以上の都市をピックアップしていますので、非常に見やすいです。
30万人という数字だと大都市でのワンランク下の都市となりますが、このぐらいだとまだまだドライヘッドスパ専門店が無いというエリアはザラにあります。
50万人以上の政令指定都市の中心部となると競合が多く参入しており、立地や内装も良くて尚且つ安いサロンでないと勝負にならない様な地域もあります。
ただ、50万人でもドライヘッドスパ専門店だけで見ると出店場所が非常に偏っていますので、まだまだ出店しても良いでしょう。
1日平均乗降者が3万人以上の駅周辺
本来であれば30万人都市未満のエリアにドライヘッドスパ専門店を出店する事はおすすめしません。
何故なら、そこまで競合を避ける必要が無いからです。
「基本的にドライヘッドスパ専門店以外のサロンが多いエリアのど真ん中に(出店を)ぶつけましょう!」と生徒さんに言っているぐらいです。
ただ、そんな人口が少ないエリアでも、1日平均乗車人員が3万人以上の駅があったりします。
そういったエリアは恐らくドライヘッドスパ専門店が全く無いのがほとんで、大成功するか失敗するかのどっちかです。
ただ、これは手放し経営でオーナー業だけをしたいという方の話で個人でオーナー兼セラピストだったらやっていけます。
成功するか失敗するかはエリアと立地で7割決まる
店舗商売で成功するか失敗するかはエリアと立地で7割決まると言われております。
その為、安易にここが行けそう!等と考えて出店してはダメです。
こちらのコラムにも書きましたが、兎に角、市町村が出している統計データを読み漁りましょう。
都市部の良い立地に出せればそれが一番良いのですが、そういったエリアは毎月のテナント費用だけで100万とかザラですので、個人で勝負するにはリスクが高いです。
なので、そんなに人が多そうでないエリアで成功しているいくつかのドライヘッドスパ専門店の立地情報を調べると、何となくではありますが共通点があったりします。
その共通点があるエリアで出店すると成功する確率が上がります。
ドライヘッドスパ専門店において重視すべきポイント
ここでは出店するにあたり私が重要と思っている項目をご紹介します。
駅から徒歩5分以内
ここは絶対に外せません。
ドライヘッドスパ専門店で隠れ家的にやっても良いのは、オーナーセラピスト一人でやっていくというサロンのみです。
しかも、失敗する確率が非常に高いです。
まずは小さいところからと考えて出店する方がドライヘッドスパ専門店に限らず非常に多いですが、隠れ家的なサロンの何が難しいのかというと、モチベーションが続かないのです。
サロンが軌道に乗るまで、一流店でも3ヶ月はかかります。通常6ヵ月はかかります。
それだけ時間がかかるとほとんどの人はやる気をなくして、熱意が無くなっていきます。
失敗してもダメージが少ないという事は、それだけサロンを閉店しても良い理由を探しているのです。
これが駅近の物件となったらコストがかかり、絶対に失敗したくないという意識が芽生え、隠れ家的なサロンではやらないような思考と行動が自ずと出来るようになります。
建物が綺麗
建物が綺麗というのもドライヘッドスパ専門店では外せないです。
はやり人気店は外装や内装はしっかりとサロンっぽく綺麗作っています。
先ほどの駅からの距離とセットで繁盛店になる明確なロジックが「駅近×建物」ですね。
建物が綺麗という事は何もお客様の集客だけじゃなく、優秀な人材を確保できる従業員集客にも効果があります。
サロンで働きたい人は給料もそうですが、綺麗なサロンで働きたいという人も非常に多いです。
良い人材を確保できるという事はサロンの売り上げに直結しますので、サロンっぽい建物がベストです。
サロンっぽい綺麗さと事務所っぽい綺麗さでは意味が違うので気をつけましょう。
駅の一日乗車人員3万人以上
駅にも栄えている駅があったり、閑散としている駅があります。
その中でサロンを出店する目安は、一日の乗車人員が3万人以上の駅です。
3万人以上ですとオーナー業に専念できるサロンが作れます。
1万人以下とかになりますとオーナー自身が施術に入らないと赤字になってしまう可能性が上がります。
ドライヘッドスパ専門店の競合の数
ドライヘッドスパ専門店が近くにある場合は、やはり集客が難しくなります。
先ほどと同じ理論で「駅の利用者が3万人=1店舗」という解釈の仕方で考えれば良いでしょう。
例えば、10万人が利用する駅の近くにドライヘッドスパ専門店が2店舗しかない場合は、1店舗あたり5万人になりますので出店する価値があります。
予算が決められている場合は距離か建物どちらを優先するべきか?
前提条件が色々あると思いますが、仮にテナント費用が月々10万円までしか出せない場合で、そこそこ利用者が多い駅近に出したいという場合は、距離か建物どちらか妥協しないとまず難しいです。
なので、この様な場合には駅から徒歩5分以内を優先してください。
ドライヘッドスパ専門店はマッサージ店という事を理解する
リラクゼーションサロンとエステサロンでは明確な違いがあります。
それは施術後目に見える効果があるかないかです。
美容院やエステサロンは見た目の変化が分かりますので、納得がしやすくここのサロンでないと嫌だという思考になり、技術さえあれば遠方からでもお客様は来てくれます。
ドライヘッドスパ専門店は施術をして頭が軽くなった!肩がスッキリした!という効果はもちろんありますが、目に見えて何か違いがある訳ではありません。
なので、遠方からわざわざ来てくれるお客様は何かしらの理由がありますが、それは技術ではありません。
「気に入っているスタッフだから」「用事のついでだから」等です。
アシスタントの美容師が髪の毛を切れるまで3年、ドライヘッドスパは5日です。
だったら近くのドライヘッドスパサロンで十分なのです。
そうなると利用者が多い駅近の方が集客がしやすく生き残るサロンになりやすいのです。
趣味サロンだったら自分の納得の行くサロンで良いと思いますが、サロンで生計を立てていくという目的があるならば、ドライヘッドスパはどういう人が利用し、どういう場所にあるのが良いか?と逆算していけば、自ずと駅近というのが見えてくると思います。
競合が全くいないのエリアが出来る原因
競合全く出来ないエリアの原因としては以下の様な事が考えられます。
・未知のエリアなので様子を見ている
・新しいサービスで広まりきっていない
・優先順位が低い
・明らかにダメ(人口が少ない等)
この辺りの理由が主だと思います。
基本的にはネガティブな理由になりがちになります。
エリアに競合が全くいない場合でも出店してOK?
結論から書きますと、基本的には出店しない方が良いです。
店舗経験が豊富であったり、マーケティング力に長けていた場合に、チャレンジという思いでやる分に関しては良いと思います。
以前、集積効果についてのブログを書きました。
これは、ライバルが多いければ多い程、エリア内のサービスの認知が広まっているので出店してもOKという考え方です。
この考え方とは真逆になるのが周りにライバルが全くいない状態です。
メリット・デメリットがそれぞれありますので解説していきます。
エリアにライバルが全くいないメリット
ここではライバルがいない事いよるメリットをご紹介します
エリアNo1が出店した瞬間に確定する
私がサロン経営をして思ったのが、そのエリアで一番にならないとサロンは継続出来ないという事です。
サロンの廃業率は1年60%を超えると言われていますが、エリアで一番のサロンとなればその統計から外れる事が出来ます。
人口が少ない市町村で、コンビニが一店舗しかなかったらそこに集中するのは必然ですよね?サロンはコンビニと違って必須性が薄いので、極論としての例えになってしまいますが、そういう事です。
ライバルが出来ても負けない
これはあるあるですが、ライバルがいないエリアで成功すると、タケノコの様に競合が増えていきます。
市場が開拓されていないエリアで成功出来る程のサロンと、そのサロンのおこぼれを貰う形で出店したサロンでは、ビジネス戦闘力に大きな違いが出るのは言うまでもありません。
実際にヘッドミントでも、この様な形で競合が出来てきたケースは多いです。
そして、その様なサロンの多くは
- 直ぐに撤退
- やっているのかやっていないのかさえ分からない
この様な状態になっています。
こちらとしては、認知を広めた上で撤退してくれているので、よりNo1が確立します。
エリアにライバルが全くいないデメリット
ここではライバルがいない事いよるデメリットをご紹介します
ライバルがいないのは過去に出店したけど撤退した可能性がある(ニーズがない)
実はあなたが知らないだけで、多くのサロンがそのエリアで出店してきたけど潰れてしまった可能性があります。
この場合、何が危険かというと、そんじょそこらの経営力では何ともならない可能性があります。
冒頭で「店舗経験が豊富であったり、マーケティング力に長けていた場合に、チャレンジという思いでやる分に関しては良い」と書きましたが、まさしくこれの事です。
それなりに優秀でないとそのエリアで生き残れない可能性が高いです。
強力な0→1能力(市場開拓能力)が必要
世の中では0→1(ゼロイチ)という言葉があります。
【簡潔にまとめる】
・「0 → 1」アイデアから事業を始める計画を作る。
・「1 → 10」アイデアを元に具体的なビジネスモデルを作る。
・「10 → 100」顧客を獲得し事業を拡大させる。【ゴール】
・「0 → 1」どのような事業を始めるか検討する。
・「1 → 10」ビジネスモデルの型を完成させる 。
・「10 → 100」型のレベルアップ、拡大、効率化させる。【活躍する人】
・「0 → 1」起業家や経営陣など、斬新な発想や想像力で新しい事業拡大に立ち向かう強い精神力の持ち主が活躍する。
・「1 → 10」戦略を練ってMVPを繰り返しながら、既存の事業を成長するために尽力する、成長を支えられる人が活躍する。
・「10 → 100」トップが統率してその他の人々が支える形で、事業を安定した収益が出せるように事業を行う。業務が細分化し、各々が専門的な技術で活躍する。
世の中では起業をする人を0 → 1(ゼロイチ)と言われたりします。
しかし、本当のゼロイチは市場の開拓が出来る人の事です。
ドライヘッドスパでいうと
- 名称を広めた(悟空のきもちの功績)
- エリアでサービスを広めた
- サロンを作った
という様なゼロイチの考え方が出来ると思います。
本当のゼロイチを出来る人が作った市場に乗っかるのが、ビジネスとしては一番楽なのです。
また、そこでいうと「悟空のきもち」というサロンがドライヘッドスパという言葉を広めたのは間違いありませんが、エリアでドライヘッドスパを”浸透”させるという事と全くの別物です。
業者間で有名になっても、そのエリアの一般ユーザーで有名とは限りません。
全くのライバルがいないエリアだと、本当のゼロイチ能力が求められるので、マーケティング力やマネジメント力等全てが必要となります。
そして、そこで成功したらメリットでもお伝えしたライバルが出来ても負けない状態となります。
ドライヘッドスパのスクール生募集
スクール名 | 日本ドライヘッドスパスクール協会 |
スクール拠点 |
詳しい拠点は「こちら」 |
取得資格 | ヘッドプラクティショナー |
受講費用 | 3日間 150,000円 発毛コース 1日間 98,000円 |
スクール特典 |
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直営サロン |
【愛知県名古屋市】ヘッドミント 大須本店 |
【愛知県名古屋市】ヘッドミントVIP 栄東新町店 | |
【愛知県名古屋市】ヘッドミントVIP 金山店 | |
【愛知県名古屋市】ヘッドミント 名駅店 | |
【愛知県名古屋市】ヘッドミント 東山店 | |
【岐阜県岐阜市】ヘッドミントVIP 岐阜店 | |
【静岡県静岡市】ヘッドミント 静岡店 | |
【北海道札幌市】ヘッドミント 札幌大通店 | |
【新潟県新潟市】ヘッドミント 新潟店 | |
【石川県白山市】ヘッドミント イオン松任店 | |
【東京都品川区】ヘッドミントVIP 目黒店 | |
【東京都豊島区】ヘッドミント 池袋店 | |
【神奈川県川崎市】ヘッドミントVIP 川崎本町店 | |
【神奈川県藤沢市】ヘッドミントVIP 藤沢店 | |
【京都府京都市】ヘッドミント 京都祇園店 | |
【和歌山県和歌山市】ヘッドミント 和歌山駅前店 | |
【広島県広島市】ヘッドミント 広島店 | |
【埼玉県さいたま市】ヘッドミント 大宮西口店 | |
【埼玉県さいたま市】ヘッドミント 浦和店 | |
【埼玉県越谷市】ヘッドミント 南越谷店 | |
【埼玉県草加市】ヘッドミント 草加店 | |
【埼玉県蕨市】ヘッドミントVIP 蕨店 | |
【千葉県八千代市】ヘッドミント 勝田台店 | |
【千葉県千葉市】ヘッドミントVIP 稲毛店 | |
【千葉県千葉市】ヘッドミントVIP 千葉店 | |
【茨城県水戸市】ヘッドミント 水戸店 | |
【大阪府大阪市】ヘッドミントVIP 京橋店 | |
【大阪府東大阪市】ヘッドミントVIP 東大阪店 | |
【福岡県北九州市】ヘッドミント 小倉店 | |
【鹿児島県鹿児島市】ヘッドミント 鹿児島アミュWE店 | |
【愛知県名古屋市】Gentle Status(ジェントルステータス) | |
【愛知県名古屋市】ヘッドミントアロマ | |
【愛知県名古屋市】発毛サロン ゼウス発毛 | |
運用サイト | |
ディプロマ画像 |
ドライヘッドスパ専門店ヘッドミントのフランチャイズ加盟店募集
当協会はドライヘッドスパ専門店ヘッドミントを運営しております。
全国30店舗(契約数)を展開している当グループのフランチャイズ加盟店を募集しております。
ドライヘッドスパだけでなく、他業種のサロンFCと比べてもダントツの好条件を提示しております。
話だけでも聞いてみたい!という事でも大歓迎です。皆様のお問い合わせお待ちしております。
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個人サロンは勿論、全国展開にも使える無料の予約システム「タダリザーブ」
98%の機能が無償で使え、有償機能としてポイントシステム等がありますが、他社で月額2万円程払わないと使えない機能がタダリザーブでは"タダ"です。
ホットペッパービューティー/楽天ビューティ/minimo等のポータルサイトとの予約バッティング防止機能も無料で使用できます。
堀田直義のyoutube
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